今日も朝から気温は16度で温かく、少し色ずいた房を収穫しました。6本かと思っていたら10本収穫。ただ、種が入った房が1個しかないものが何本かあり、これらは来春種蒔が面倒なんです。捨てるわけにもいかず、もしかしてなど思うと面倒ですが保存しております。種が入った大きな房に実親の品名を書き込み消毒しております。品名がわからなければ来年春の交配のための参考になりなりません。2~3本面白い実生が生えてくれることを願いながら2021年の収穫はすべて終わりました。来年は良い年になることを願いたいですね。
寒くなって房も赤く色ずき今年最後のおもと関係の重要な作業を28日、29日と楽しみながら行いました。実親から切り取った房の消毒は一晩漬け置き、翌朝にはすべて底に沈み、種全体の消毒が終わります。
今日は少し暖かく、大阪大学構内を散歩した後、消毒液に漬けおいた房を取り出し袋詰めも終わりました。まだ青い房は6鉢あり12月に入り収穫する予定です。2021年はまずまずの成果で、来春の種蒔きが楽しめそうです。来年、三河で開催される全国おもと実生展示大会に入賞する実生が1本でも生えてくれることを祈りながら作業を終わりました。種がどれだけ取れるかは来春にならないとわかりませんが1、200個ぐらいは取れるかもしれません。明日から師走で、一年があっという間に過ぎ去りますね。
昨日の消毒が終わった種の房を取り出しそのまま袋に入れていきます。来年の3月までこのまま保存をし、桜が咲くころ種蒔を始めます。種を取った実親にはお礼肥えとしてリン酸、カリを少し与え来年までお休みです。
山千代実親に太陽を交配、初めての交配でどのような実生が生えるかは全くわかりません。変わった実生が生えると思っております。
山千代実親。
手前の交配は福田胡麻実親に銀を交配したF1実親を交配。後ろの山千代に太陽を交配です。
実付きもまあまあで、大いに夢のある房で種は何こ取れるか、夢ばかりみているとばくに食べられそうですね。
実親は布袋で初花です。雄木はOT94で田哲園の悠介さんがお勧めの実親です。親父さんが進めた布袋と悠介さんが進めたOT94交配でどのような実生が生えるか楽しめますね。
交配してもこれほど実が付くとは、これはなかなか無いことです。これで何本胡麻羅紗が生えるか、生えないか春が楽しみです。